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title: 「初回は現地、以降は遠隔」──製薬プラント建設で進む検査DX
description: 全国のプラント建設を手がける企業様が、遠隔支援ツール「シンクリモート」を導入。初回現地・以降遠隔の検査運用で移動コストを削減し、若手育成と品質確保を両立した事例を紹介します。
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[導入事例集｜SynQ Remote（シンクリモート）](https://www.synq-platform.com/usecase)

# [「初回は現地、以降は遠隔」──製薬プラント建設で進む検査DX](https://www.synq-platform.com/usecase/-初回は現地-以降は遠隔-製薬プラント建設で進む検査dx)

 作成者: [QUANDOブログ編集部](https://www.synq-platform.com/usecase/author/quandoブログ編集部-1)｜2025/11/27 5:50:31

今回は、プラント建設の業務を行う企業のご担当者様にシンクリモートを活用した背景や活用方法などをお聞きしました。

 

企業名、担当者名は業務の都合上公表できませんでしたが、プラント建設現場という建設現場の中でも特殊で多くの課題を抱えている企業様の声を届けたいということで、特別に記事の公開のみご了承をいただいております。

 

 

## 一般的な建設現場よりも規模・構造・関係者が複雑なプラント建設。その背景から始まった遠隔化プロジェクト。

#### ──なぜ遠隔化に取り組もうと考えられたのか？

プラント建設は、一般的な建築現場よりも規模・構造・関係者が格段に複雑です。  
現場が広大で、多職種が同時並行で作業を行うため、全ての検査や確認に現地立ち会いするのは現実的ではありません。  
さらに、地方の山間部や沿岸部など**アクセスの難しい場所**で行われることも多く、検査官や技術者の**移動コスト・時間的負担**が大きな課題となっています。

加えて、熟練技術者の高齢化が進む一方で、若手人材は経験が浅く、**技能継承や判断支援**のニーズも増加。  
そのなかで「遠隔で現場を確認し、指示・指導を行う仕組み」が急速に求められています。

 

今回インタビューさせていただいた企業様ではこうした背景を踏まえ、「初回は現地、以降は遠隔」という新しい検査スタイルを構築。

 

クアンドの遠隔支援ツール「シンクリモート」を活用し、**移動ゼロでも品質を担保し、若手育成も進める現場運用**を実現しています。

 

 

 

## 導入前の課題：広大な現場と移動負担、若手の不安

#### ──**導入前はどんな課題を感じていましたか？**

 

私たちのプラント工事では、東京・大阪・九州の拠点を中心に、全国の現場を担当しています。  
特に検査部門は東京にしかなく、三重県や宮崎県など**遠方への出張が常態化**していました。

 

現場の規模が大きく、検査官が1人で全工程を見切れないことも多かったですね。

また、若手の現場担当者はまだ経験が浅く、「この状況で判断していいのか」と迷うことも多いんです。

電話では伝わりづらく、報連相のタイミングを逃してミスが起こるケースもありました。  
ベテランの目を遠隔で借りられる仕組みがあればと感じていました。

 

 

## なぜシンクリモートを使う必要があったのか？：双方向コミュニケーションと柔軟運用

#### ──**他ツールとの比較や決め手は？**

他社のの映像配信サービスも検討しましたが、**一方向の映像共有**にとどまるため、  
現場への**指示・指導には向きませんでした**。

 

その点、シンクリモートは**双方向でリアルタイムに会話しながらポインターで指示**ができる。  
「ここを見て」「もう少し近づけて」が即伝わるのは非常に便利でした。

 

※参考：シンクリモートの双方向ポインタ・お絵かき機能

 

 

#### ──**導入当初の苦労は？**

チームや権限の設定がやや複雑で、管理者が1名だと運用が属人化してしまう点はありました。  
また、弊社のツールとの連携がまだできないのでその点は苦労しています。  
今後はワンタップ連携や写真共有の統合を期待しています。

## 初回は現地、以降は遠隔で効率と品質を両立した導入・推進活動

#### ──**現在はどのように運用していますか？**

シンクリモートを**検査用チーム**と**現場コミュニケーション用チーム**の2つで使っています。  
検査では「初回だけ検査官が現地に行き、2回目以降は遠隔で確認」というハイブリッド体制です。  
現地担当者がiPhoneで接続し、事務所にいる検査官がポインターで指示。  
指摘事項は別の管理ツールに写真で残して是正確認しています。

 

#### ──**活用の実感はいかがですか？**

まず、**移動の削減効果が大きい**です。  
以前は1現場あたりの出張に1日がかりでしたが、  
今は遠隔で確認できるため、検査官の負担がかなり減りました。  
また、若手担当がその場でベテランの支援を受けられるので、  
**「上司が横にいる感覚」で安心して判断できるようになりました**。

 

#### ──**よく使う機能や工夫はありますか？**

一番は**ポインター機能**ですね。  
「この部分を見て」とピンポイントで指示でき、伝達ミスが減りました。  
両手がふさがる課題に対しては、**首掛けホルダー**なども試しています。  
（移動削減効果が高く、できるだけ使える状況を増やしたいので）通信環境が悪いクリーンルーム内ではWi-Fiやメッシュネットを整備するなど、現場ごとに最適化しています。

 

#### ──**若手育成の面ではどうでしょうか？**

若手が「映像を共有しながら相談できる」ことで、  
以前よりも報告・相談のハードルが下がり、**心理的安全性**が高まりました。  
ミスを未然に防げるようになり、協力会社との会話もスムーズになっています。

 

## 今後の展望：検査から現場全体へ、遠隔の“当たり前化”へ

#### ──**今後の展開を教えてください。**

現状は検査業務の約2割で活用していますが、  
今後は**中間検査を中心に遠隔比率をさらに拡大**する予定です。  
また、現場と事務所をつなぐコミュニケーション用途でも、  
複数現場での導入を広げていきたいと考えています。

 

#### ──**最後に、導入を検討している企業へメッセージを。**

「遠隔化」と聞くと難しく感じますが、  
私たちはまず“初回は現地、以降は遠隔”という割り切りから始めました。  
一度やってみると、移動コスト削減だけでなく、  
**品質の均一化・若手育成・心理的安全性の向上**など、多くの効果が見えてきます。  
最初の一歩を小さく始めることが大切だと思います。

 

取材へのご協力ありがとうございました。

 

### 【取材後記】

今回インタビューをさせていただいた企業様では、遠隔支援を“単なる映像共有”ではなく、  
**組織の知見を現場に即時届ける仕組み**として位置づけているのが印象的でした。  
移動コストの削減だけでなく、若手育成と品質確保を同時に叶えるその運用は、  
まさにプラント建設DXの新しいモデルケースといえます。

[完全な記事を表示](https://www.synq-platform.com/usecase/-初回は現地-以降は遠隔-製薬プラント建設で進む検査dx)

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