社内で施工管理者同士の情報共有に。ちょっとした疑問や課題も事務所に持ち帰らずその場で解決

土木工事現場での遠隔臨場ツール利用

業種

土木工事業

利用シーン

社内情報共有・確認

利用する人

自社従業員(施工管理者)

使用端末

iPhone、PC

主な利用機能

ポインタ機能

画面共有

お絵かき

利用する場所

社内と遠方の現場、現場と現場

Before

課題

  • ウェアラブル端末を使った遠隔臨場ツールは高価で社内に定着しなかった
  • 車で30分~2時間離れた現場間を移動して複数現場を管理するのは大変だった

 After

導入効果

  • ちょっとした疑問や課題も現場を止めることなくその場で解決できる
  • 事務所や他の現場から、移動時間ゼロで課題解決が可能に。

和歌山県紀南地方に拠点を置く株式会社堀組は土木工事を中心に国土交通省や和歌山県の公共工事を請け負う建設業者です。SynQ Remoteリリース直後からお問合せをいただき、社内の情報共有ツールとして導入、2か月後には追加でアカウント数を増やしてご利用いただいています。どのような経緯でSynQ Remote(シンクリモート)を選ばれ、実際に使ってみてどうだったのか、導入の推進者である土木課長、尾崎様と野村様にお話をうかがいました。

 

スマホで簡単に始められるものを探していました

――SynQ Remoteを選んでいただいたきっかけは何でしたか?

 

尾崎さん:2020年の夏ごろ、受注していた国土交通省の工事が遠隔臨場の対象工事に指定されたんですね。それで適合する機器をネットで探していたところ、たまたま見つけたのが最初です。ただその頃のSynQ Remote(シンクリモート)はリリース前のβ版の状態だったので、遠隔臨場の現場での導入はできず、結局別の会社のスマートグラスを利用しました。

 

――スマートグラスは主に発注者とのやりとりに利用されたのですね

 

尾崎さん:ウェアラブル端末を使っての遠隔臨場は、発注者側には便利だったかもしれませんが、機器やWi-Fiをレンタルし現場に持ち込み、また発注者側にも適応するPCを貸し出したりととても手間がかかりました。費用も安いものではなく100万単位の費用がかかりました。そういったことから、遠隔臨場の現場が終わった後に社内でスマートグラスを継続利用することはなく、できれば社内で利用するならスマホなどで手軽に利用できるツールがいいなと考えていました。2020年12月ごろ、SynQ Remote(シンクリモート)を思い出してもう一度検索してみたところ、正式版がリリースされており、社内で提案・検討した結果契約に至りました。

 

社内の連絡手段と言えば「SynQ Remote」に

――現在使っていただいている方々の職種や年齢層を教えてください。

尾崎さん:職種は施工管理者が主です。現場の職人にはあまり持たせていません。弊社のメンバー構成は若手とベテランが半々くらいで、中間層がいないのが現状です。若手の施工管理担当者はSynQ Remote(シンクリモート)のようなツールを持つことにも抵抗がなかったので最初に導入し、そのあとから徐々に上の年代にも浸透させていきました。画面を見れば直感的に操作がわかるので、操作を覚えるのは全く難しくないですね。施工管理に携わるメンバーはほぼ全員アカウントを持っているような状況です。


――利用シーンはどのような時ですか

尾崎さん:会社としては現場を同時にいくつも抱えている状態で、施工管理の若手が各現場に2~3人は配置されています。各現場間は車で30分~2時間はかかるので、私のような指導する立場の者が複数の現場を回って指示をするのは大変です。そこで若手は現場でスマホを、現場事務所や会社にいる課長や部長がPCを使って利用しています。基本的に社内の連絡ツールと言えばSynQ Remoteになりつつあります。若手から「ここどうしたらいいんですか?」と相談が来ることもありますが、我々課長側から「今現場どんな感じ?」と気になってかけることが多いですね。

 

事務所から指示をする施工管理者

 

ちょっとした疑問や突発的な課題をその場で解決。事務所に持ち帰らない

――SynQ Remote使ってよかった!という場面があれば教えてください。

尾崎さん:先日竣工した現場では、1日1回はSynQ Remote(シンクリモート)を使っていました。現場から「ここの設計値なんだったっけ?」と連絡があれば、すぐに画面共有で図面を共有して根拠を示しながら説明ができます。1か所の確認だけであれば1分程度の通話で終わることも多いです。今まではそれを電話の音声だけで、お互い図面と現場の様子を頭に思い浮かべてなんとか説明するというのは大変だったなと思います。


野村さん:ほんの少し疑問に思っただけでも、SynQ Remoteなら手軽に通話して確認できるので、工事を止める時間がほとんどなく、課題を事務所に持ち帰らずに進めることができます。最初に導入したときにそれが実感でき、それなら皆アカウント持っておいた方がいいんちゃう?ということで追加契約しました。他の現場の管理者にもすぐに相談できるので、質問しやすい環境が出来上がっていると思います。

 

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